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フリーウェイで41人の少年を拷問し捨て続けたウィリアム・ボーニン

41人の少年を強姦しフリーウェイに無残に捨てた「フリーウェイ・キラー」犠牲者は若い男性のヒッチハイカーや男娼だった。性器を斬り、首を斬り、頭蓋骨を粉々にし...ああらゆる方法で少年達を拷問し殺すことを楽しんでいた。


ウィリアム・ボーニン


41人の少年を強姦しフリーウェイに無残に捨てた「フリーウェイ・キラー」
出典 William Bonin - Wikipedia


性器を斬り、首を斬り、頭蓋骨を粉々にし...ああらゆる方法で少年達を拷問し殺すことを楽しんでいた。
出典 William Bonin - Wikipedia


●生い立ち




1947年1月8日、コネチカット州で3人兄弟の次男として生まれた。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯


父親はアル中な上にギャンブル狂でよく妻子を殴り、母アリスもやはりアル中でボーニンら兄弟をたびたび彼らの祖父に面倒みさせていた。
出典 黒い天使が舞い降りた : アメリカ カリフォルニア フリーウェイ・キラー=ウィリアム・ボーニンWilliam Bonin


この祖父は子供に対する性的いたずらで有罪となった人物で当然のごとくネグレストとなりボーニンら兄弟はその度に隣人によって救われていた 。
出典 黒い天使が舞い降りた : アメリカ カリフォルニア フリーウェイ・キラー=ウィリアム・ボーニンWilliam Bonin


ボーニンは10歳から窃盗を働くようになり、捕まって少年鑑別所に送られた。その日の夜にボーニンは年上の少年たちに力づくで強姦された。
出典 異様な眼差しを放つゲイ絞殺魔 : 世界の猟奇殺人者


ボーニンはその後も少年鑑別所を出たり入ったり繰り返し、18歳になる頃には少年鑑別所の古参となっていた。
出典 異様な眼差しを放つゲイ絞殺魔 : 世界の猟奇殺人者


●「フリーウェイ・キラー」連続殺人



出典 www.gettyimages.com


1972年から80年にかけてのカリフォルニア州には「フリーウェイ・キラー」と呼ばれる鬼畜が幅を利かせていた。
出典 殺人博物館〜ウィリアム・ボーニン


犠牲者は決まって、若い男性のヒッチハイカーや男娼だった。
出典 黒い天使が舞い降りた : アメリカ カリフォルニア フリーウェイ・キラー=ウィリアム・ボーニンWilliam Bonin


犠牲者はボーニンの車に引きづりこまれ、強姦されたあと、殴ったり拷問したり、様々な方法で殺害された。
出典 黒い天使が舞い降りた : アメリカ カリフォルニア フリーウェイ・キラー=ウィリアム・ボーニンWilliam Bonin
性器を斬られてしまった者もいた。首を斬られた者もいた。頭蓋骨に釘を打ち込まれた者もいた。耳にアイスピックを突き刺された者もいた。塩酸を飲まされた者もいた。そして路肩に棄てられた。


「フリーウェイ・キラー」の被害者と犯人を結びつける接点がほとんどなく、しかも偽装した証拠(拾ったアカの他人のタバコの吸殻など)を現場に残すという狡猾さから、捜査は難航していた。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯


ある日、警察に少年から一本の通報が入った。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯
「数日前、LAの安酒場で飲んでいるとある男に声をかけられ、家までついていった。そいつの名はボーニンというトラックの運転手で、頑丈な体つきで青白い顔をしていた。奴は金を払うからホモ・セックスをしないかと言ってきた。キッパリと断ったら、奴は殺人の話を始め『これまで何人も人を殺したことがある。人殺しを手伝ってくれないか』と真顔で頼んできた。僕は身の危険を感じて、トイレにいくフリをして窓から逃げ出した」


この男こそ「フリーウェイ・キラー」ではないか?通報を受けた警察はボーニンをマークした。
出典 殺人博物館〜ウィリアム・ボーニン


●逮捕




そして、1980年6月11日、若い男を脅して強姦しているボーニンを現行犯逮捕した。
出典 殺人博物館〜ウィリアム・ボーニン
掘られた男は不憫である。警察は彼が拾われるところから尾行していたのだから。


さらに警察はここ4ヶ月の共犯として、知能障害の2人ジェイムス・マンローとグレゴリー・マイリーも逮捕した。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯
バッツ、マンロー、マイリーは、ボーニンに不利な証言をすれば死刑を求刑しないという検察との司法取引に応じた。8件への殺人の関与を認めたバッツだが、裁判が始まる前に拘置所内で首を吊って自殺した。マンローとマイリーにはそれぞれ25年の懲役刑が言い渡された。


ボーニンは実に41人もの若者の命を葬り去り、高速道路の脇にゴミのように死体を捨て去っていた。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯


●もう1人のフリーウェイ・キラー




ボーニンは死体が見つかるたびに、会社の休憩所で同僚たちとこんな会話を交わしている。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯
「またフリーウェイの脇から拷問された絞殺死体が見つかったそうだね」と声をかけてから「いつまでも捕まらないところを見ると、犯人は相当に利口な奴だね」


同じ時期、同じく少年ばかり狙ったフリー・ウェイキラー、ランディ・クラフトという男がいた。
出典 William George Bonin | Photos | Murderpedia, the encyclopedia of murderers


クラフトもボーニンも自分の覚えがない変死体がフリーウェイ沿いから発見されるニュースを新聞やTVで見るたびに「へー、俺の他にどうやらもう1人フリーウェイ・キラーがいるんだな。会ってみたいもんだ」と感心していたという。
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯
のちに2人の対面は死刑囚専用刑務所のサン・クエンティン刑務所で実現することになる


●死刑判決




ボーニンは12件の殺人と強姦罪で起訴され、10件の第一級殺人罪と強盗罪、死体遺棄で死刑判決を受けた。
出典 異様な眼差しを放つゲイ絞殺魔 : 世界の猟奇殺人者


1996年2月23日、薬物注射によって死刑が執行された。
出典 異様な眼差しを放つゲイ絞殺魔 : 世界の猟奇殺人者
カリフォルニアでは、薬殺による初めての死刑執行であった。


「ひとつ殺しをやるたびに平気になっていった。捕まってなかったら今でもやってるだろうな。」
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯


「1度でも殺しの味を知ったら、麻薬みたいに止められない。感覚が麻痺して簡単に殺せるようになる」
出典 世界を驚かせた怪事件・猟奇事件 同性愛快楽殺人犯


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