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【法務省の隠蔽】名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件の全貌

2001年から2002年に発生した名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件。刑務官の虐待があらわになった事件。


1.ホース水死事件




2001年12月、刑務官が受刑者の肛門に向け、消防用ホースで放水したことによって、直腸破裂で死亡させた事件が発生。
出典 名古屋刑務所 - Wikipedia
高圧ホースによる殺人事件は「心不全」「自傷によるショック死」


真冬に全裸にした上に消防用高圧ホースで下腹部に放水を集中的に浴びせた。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件


凶器となった高圧ホースは数十メートル離れた場所から保護房に引き込まれていた。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件
すなわち、多くの刑務官の協力あるいは少なくとも暗黙の了解の上でリンチが行われていたのである。


2.腹部を締め付け内臓破裂死亡事件


2002年5月、腹部を革手錠で締め付けたことが原因とする受刑者死亡事件が発生。
出典 名古屋刑務所 - Wikipedia
司法解剖に通常は立ち会わない刑務官を五人も立ち会わせ、肝臓挫裂創と腹腔内の大きな血腫を発見。


解剖医が、検察官に「死因が明確でないので報道機関への発表を控えてほしい」と発言。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件


3.リンチ事件




2002年9月、受刑者が革手錠を施用されたことが原因とする負傷を負い、外部の病院に移送された事件が発生。
出典 名古屋刑務所 - Wikipedia


革手錠リンチで重傷を負わせた。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件


▼刑務官への懲役



出典 amanaimages.com


2007年3月、名古屋地方裁判所は「懲らしめ目的で革手錠を使用した」と認定し、刑務官4名に有罪判決を下した。
出典 名古屋刑務所 - Wikipedia
刑務官4人は判決を不服として、4月5日までに名古屋高等裁判所に控訴した。2010年2月26日、名古屋高等裁判所は、刑務官4名の控訴を棄却した。


主犯格の刑務官には懲役2年執行猶予3年)の有罪判決を言い渡した。
出典 名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件 - Enpedia


他刑務官4人を執行猶予付きの有罪判決を言い渡し、1人の刑務官には無罪判決を言い渡した。
出典 名古屋刑務所受刑者暴行死傷事件 - Enpedia


2010年5月、刑務官5人と国の責任を認めて計8910万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
出典 名古屋刑務所受刑者放水死事件 - Enpedia


法務省の隠蔽




いずれも名古屋刑務所から報告を受けた法務省矯正局が「不審な死」として把握していたにもかかわらず、何の処置もせず、矯正局ぐるみで隠ぺいしようとしていた。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件
五月の革手錠殺人事件では、司法解剖に通常は立ち会わない刑務官を五人も立ち会わせ、肝臓挫裂創と腹腔内の大きな血腫を発見した解剖医が、検察官に「死因が明確でないので報道機関への発表を控えてほしい」と発言したと報じられている。


法務省が提出した受刑者の「死亡帳」は、全国の刑務所で同様の悽惨なリンチが日常的に行われ、何百人もの受刑者が殺害されているかもしれないという恐るべき事実を暴露した。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件
法務省衆院法務委員会に提出したのは、名古屋、府中(東京)、大阪、横須賀(神奈川)の四刑務所で、昨年までの十年間に服役中に死亡した受刑者の「死亡帳」である。


四つの刑務所での服役中死亡者は10年間に260人にも上り、しかもそのうち病死でも老衰死でもない「変死」とされたものが、何と123人に達しているのである。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件


10年間で1,000人以上に達する受刑者が、人知れず殺害されているかもしれないのである。
出典 名古屋刑務所リンチ殺人事件