【死の使途】合計30人以上殺害した史上最悪の兄弟
弟は６人を殺害。兄は２５人を殺害。日本で、世界で人を殺めた最悪の連続殺人犯と言われている兄弟。
◼︎弟・6人殺害
ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン
2015年、埼玉県熊谷市の３民家で６人が殺害された事件
出典 【熊谷６人殺害事件】ペルー人・ナカダ容疑者が頭部の手術で別人に！ 奇声・奇行はなくなったが「私はやっていない…」（1/4ページ） - 産経ニュース
事件が発生した場所
事件は半径１キロの狭い範囲で起きた。
安全なはずの自宅で、子ども２人を含む住民６人が、短期間に相次いで殺害されるという、まれにみる凶悪なもの。
事件前日の先月１３日、警察は、住宅の敷地に入り込んだ男から任意で事情を聞いていたが、男は財布などを警察署に残したまま逃げ出す。その直後に住居侵入の通報が２件相次ぎ、警察は行方を探しましたが発見できなかった。
翌日、最初の夫婦殺害事件が発生。
その２日後には、住居侵入があった付近の住宅で８４歳の女性が、さらにすぐ近くの住宅で母親と小学生の姉妹の親子３人が殺害されているのが見つかる。
住民たちは、警察が任意で事情を聞いていた男が逃げ出したことや、住居侵入が相次いでいたという情報が提供されていれば、戸締まりも厳重になり、せめて第２、第３の事件は防げたのではないか、と指摘している。
血まみれの家の壁
夫妻の部屋の壁にはアルファベットのような文字が血で書かれているなど、不可解な点も多かった
出典 熊谷連続殺人事件 - Wikipedia
◼︎兄・25人殺害
ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデーニャ
ペルーで2000年から2006年にかけてペルーで25人を殺害。ペルー史上最大の殺人犯と言われている。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
1990年、ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデーニャはペルー軍に入隊するも、2カ月で除隊処分となる。それは「神の命令が聞こえる」と漏らす彼を、軍の精神科医がサイコパスと診断、「社会の脅威である」と判定した結果だった。
しかし除隊後の彼は治療を受けることなく、急激に自滅的になっていったという。
その後、「薬物中毒者、売春婦、同性愛者、泥棒などを街から消し去るように」という神の声が聞こえるようになったペドロ・パブロ・ナカダ・ルデーニャは、自らを崇高な任務を負った「死の使徒」であると考えるようになり、連続殺人鬼へと変貌を遂げる。
軍隊で火器の扱いを習得していた彼は、スリッパで作った手製のサイレンサーを装着した9mm拳銃を用いて犯行に及んだ。
1990年から2006年12月28日に逮捕されるまで、25人が殺害されたと考えられており、20人の殺害を自供しているというが、後の裁判で殺人が立証されたのは17人に留まっている。ちなみに、逮捕時に警察が突入した際は銃撃戦となり、巻き込まれた1名が負傷したという。
17人について有罪が立証され、35年の禁固刑が宣告された。現在、懲役35年で服役中である。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
◼︎“ 死の使途”の生い立ち
２人はペルーで育った
出典 www.gettyimages.com
ペドロ（兄）自身が報道に語ったところよると、幼いころから学校ではいじめられ、また、家族により虐待を受けていた。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
父親は呑んだくれで母親に暴力を振るい、姉妹はペドロに女の子の服を着せて通りを歩き、彼に屈辱を与えた。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
兄弟が家族で飼っていた雌犬をペドロ（兄）が殺したと言い、罰としてペドロに性的虐待を加えた。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
それ以来、たびたび小動物をいじめるようになった。また、ペドロ（兄）のホモフォビアがこの事件により形成された。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
兄弟は日本に行くことを考慮して、日系人に偽装するために「ナカダ」の名字を取得した。ペドロは800ソーレス（約三万円）を支払い、日本国籍を有する人物と養子縁組を行うことで「ナカダ」の名字を不法に取得しており、真正の日系人ではなく、ペドロの兄弟も日本人の名字を持っている。
出典 ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ - Wikipedia
ルデナ（弟）は兄による17人殺人事件を目撃して精神的ショックを受けてしまった。弟は兄よりも刑が重い「死刑」になる可能性が高い。
出典 熊谷連続殺人事件 - Wikipedia
